Microsoft 365 Familyを更新した件

パソコン

2019年に米国のAmazonでOffice 365 Personalを購入してから、更新して使用していましたが、今年は更新成功後に10日ほどして弾かれてしまったので、2022年7月から日本で発売開始されていたこともあり、今回は日本で買いました。

↓2019年に買った時の投稿

Office 365 Personalを米国のAmazonで安く買った件
なんでOffice365を買ったのか? Officeのライセンスは永続版を持っているので、Officeソフトが改めて必要というわけではなかったのですが、自宅のデータバックアップ体制を構築するにあたり、クラウドストレージの価格が一番安いのが...

米国のAmazonで更新したら弾かれた

支払いに使用しているカードの番号が変わったので、それだけ変更して更新手続きを終わらせて一旦は正常に完了しましたが、10日程経った頃にキャンセルされた旨のメールがMicrosoftと米国Amazonから届きました。

Amazonからのメールは要約すると、「おめーのMicrosoft Office 365 Homeのサブスクリプションはキャンセルしたかんな!もしまた買いたかったら、ここから注文してくれよな!」と書いてあり、何でキャンセルされたかの理由の記載はありませんでした。※なぜか商品名はFamilyではなくHomeになっている

キャンセルされた理由は色々考えられますが、まぁ、売る方がダメって言うならダメなんでしょう。

今回はあっさり諦めます。理由は円安です。

今となってはわざわざ米国版Officeを購入するメリットは薄い

ご存じの通り、2022年10月現在で日本円は他国通貨に対して非常に円安が進んでいます。米ドルに対しても、144円74銭(10月1日時点)となっています。こうも円安が進んでくると、米国版Officeとの価格差が小さくなり手間のわりにメリットが薄くなってきます。

Officeソフトの販売価格を比較したのが下の表です。

PersonalFamily
日本12,980円
(実質 11,682円)
18,400円
(実質 16,560円)
米国$69.99
(約10,292円)
$99.99
(約14,704円)
日本はAmazonが一時的に品切れになっていたのでJoshinやYodobashiの価格、米国はAmazon.comの価格。

日本の通販サイトだと10%のポイント還元か割引されていることが多いので、かっこ内にポイント分を割り引いた金額を記載しています。

米国のかっこ内の金額は、米ドル価格を144円74銭で換算して、JCBカードの海外利用手数料(1.6%)を加えた金額です。

こうやって見ると、色々工夫して米国版を購入しても2,000円弱しか安くなりません。クレジットカード会社が支払処理を行った日のドル円レートで換算されますので、下手するとさらに価格差が無くなります。仮にドル円が150円だとFamilyの場合15,238円になります。こうなってくると素直に日本版を購入したほうが楽です。

ちなみに、去年(2021年)にMicrosoft 365 Familyを更新した際の請求金額は11,184円でした(遠い目

Microsoft 365 Familyの商用利用権

Microsoft 365 Familyが日本で発売開始される際に一部で話題になってたのが「商用利用権」です。

日本国内で販売されているOfficeは”Home&Business”なんて名称で、家庭でもビジネスでも使用できるようになっていますが、海外だと家庭用とビジネス用を意図的に分けて販売してしてたりします。(どうやって家庭での使用か。ビジネスでの使用か。を確認するのか?バレないんじゃないの?みたいな疑問は置いておいて、ライセンスの規約には書いてあります。)

んで、発売された時点の規約だとMicrosoft365Familyには「商用利用権が無い」旨の記載があったり、日本国内での購入ならPersonalと同様に使えるんじゃない?みたいな記載があって結局どうやねん?と、混乱を招いていました。

↓当時のIT系ニュースでもハッキリとはわからず。

Microsoft 365 Family国内提供開始、商用利用はOK? NG?
日本マイクロソフトは2022年7月19日、日本国内向けに「Microsoft 365 Family」の提供を開始した。最大6人の家族が5台までのデバイスで、WordやExcelに代表されるMicrosoft 365 Appsや、各人が1TBのクラウドストレージを利用できる。

↓発売当初、最新版だった2020年4月更新の規約(日本でFamilyが販売されることを想定していない)

そして今現在の2022年7月更新版の規約がこちら↓

https://www.microsoft.com/en-us/Useterms/Retail/OfficeinMicrosoft365/Family/Useterms_Retail_OfficeinMicrosoft365_Family_Japanese.htm
f.非商業的な使用。Microsoft サービス規約における非商業的使用の制限は、Microsoft 365 Personal サブスクリプションと Microsoft 365 Family サブスクリプションには適用されません。

f.非商業的な使用。Microsoft サービス規約における非商業的使用の制限は、Microsoft 365 Personal サブスクリプションと Microsoft 365 Family サブスクリプションには適用されません。

https://www.microsoft.com/en-us/Useterms/Retail/OfficeinMicrosoft365/Family/Useterms_Retail_OfficeinMicrosoft365_Family_Japanese.htm

Microsoft サービス規約における非商業的使用の制限は、Microsoft 365 Personal サブスクリプションと Microsoft 365 Family サブスクリプションには適用されません。

非商業的使用の制限は、Microsoft 365 Personal サブスクリプションと Microsoft 365 Family サブスクリプションには適用されません。

非商業的使用の制限は、Microsoft 365 Family サブスクリプションには適用されません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大事なことなので三回書きました。

つまり、Microsof 365 Familyは、商用目的で使用出来ます。

お仕事で使ってOKのお墨付きです。これで今までわざわざ分けていたライセンスを一括管理できます。ありがとうございます。

たぶんこれ、いろんなところから問い合わせが来て慌てて更新したんじゃないですかね。知らんけど。

ダウンロード版を購入

と、色々確認したところで、日本でMicrosoft 365 Family ダウンロード版を購入しました。

パッケージ版を買ってもペラペラのカードが届いて、銀色の部分を削ってプロダクトキーを手動で入力する手間が増えるだけです。ダウンロード版ならすぐ届いて、プロダクトキー入力もコピペで終わります。

登録時に定期請求を有効にしておくと1か月分オマケしてくれました。(定期請求される前に解除して、ポイントか割引してくれる通販サイトでライセンスを買い直す予定ですが…)

そうすると、1,380円分(16,560円/12カ月=1,380円)得したことになるので、ますます米国で買う意味が無くなりました。

Familyの家族の範囲

ところで、Microsoft 365 Familyのファミリーってどこまで?誰まで?って疑問ですが、Microsoftのコミュニティに答えがありました。

Redirecting

最大5人のユーザー(同居のご家族、親族ではない同居人、あるいは別居のご家族)がご利用いただけます。

https://answers.microsoft.com/ja-jp/msoffice/forum/all/microsoft-365/eedaee11-0ecd-41d6-a315-d501356a761c

現在では参照ページから文言が消えてしまっているようなので確認出来ないのですが、Microsoftが言っていたので間違いは無いでしょう。変更があるなら追加されるでしょうし。(そもそも家族かどうかをMicrosoftがどうやって確認すr…)

ということで、家族6人で使用すると最大6TB分のクラウドストレージが18,400円(実質16,560円)で1年間使用できるMicrosoft 365 Familyはお勧めです。お仕事のデータも保存出来ます。

↓2023年の更新時に利用したお得な更新方法はこちら

コメント