dynabook S73/DP の液晶パネルをフルHDに交換してみた

パソコン

去年買った、dynabook S73/DP(A6S3DPF85211) は液晶パネルが13.3型HD(ノングレア)(1366*768)でちょっと画面が見づらかったので、液晶パネルをフルHD(1920×1080)対応の物に交換してみました。パソコンを購入したときの記事はこちら↓

dynabook S73/DPを買ってメモリ増設してみた
dynabook S73/DP(A6S3DPF85211)をお安く購入したので、そのレビューです。 メーカーサイトはこちら S73/DP 2020年1月発表モデル dynabook S73/DP(A6S3DPF85...

先に言っておきますが、作業の実施は自己責任でお願いします。私が嘘を書いているかもしれないし、壊れても知りません。

そもそも交換が可能なのか調べる

こういうメーカーサポート外の改造は、まず初めにググって同じことをやっている人を探して、そもそも交換が可能なのか?を調査するのが定石ですが、いつものことながら先人が見当たりませんでしたので人柱になります。

とはいっても、可能性が1mmも無いような改造に掛けるお金は有りませんので、恐らくはいけるんじゃないだろうか?とい所まで情報を集めました。

まずは基本のメーカーサイトで仕様詳細を確認します。メモリ増設の時と同じ作業です。

S73 2020年1月発表モデル | dynabook(ダイナブック公式)
dynabookの法人向けビジネスノート「S73」の製品情報ページです。第8世代CPU搭載モデルをラインアップ。過酷なテストをクリアし、使いやすさに徹したコンパクトなスタンダードモバイル。

メーカーの仕様表によると、dynabook S73/DPシリーズにはCPUの違いで5パターン、さらに液晶パネルの違いで

・タッチパネル付きフルHDモデル

・タッチパネル無しフルHDモデル

・HDモデル

の3パターン存在するようです。この機種の場合、液晶パネルの違いごとにわざわざ内部の設計やパーツを変えるとは考えにくいので、HD液晶パネルからフルHD液晶パネルへは、どうやら交換出来る可能性はありそうだと判断できます。何となく6~70%ぐらいでしょうか?(液晶ケーブルが違うとか、BIOSが違うとか、個別に変更がある可能性もありますので絶対ではありません。)

搭載されている液晶パネル型番を確認する

交換出来る可能性が出てきたところで、元々搭載されている液晶パネルの型番を確認します。

決して、闇雲に13.3インチの液晶パネルを買ってはいけません。サイズ・コネクタ形状・ネジ穴位置など、わりと種類があります。

うちにあるdynabook S73/DP(A6S3DPF85211)に使用されていたのは、↓こちらと同型の液晶パネル。

液晶が割れたとか、表示がおかしい場合に液晶パネルを交換するだけならこれでok。(100%同じ物かどうかは保証出来ませんので、購入前に液晶パネルの型番を確認することをおススメします。)

Amazonに出品している中華系業者は、「パソコンの型番+液晶パネル」みたいな商品名を付けて販売していますが、注文後に搭載されている液晶パネルの型番を逆に聞いてきたりしますので、機種ごとの液晶パネルの型番や仕様を正確に把握していない可能性があります。(パソコンの製造Lotごとに液晶パネルが異なるかもしれないので。と親切心で確認している風を装っていますが、逆に聞いてみても「確認します」とか「調べます」とは言われたことが無いので、多分返品を防ぐための予防線。)

対応するフルHDの液晶パネル

搭載されている液晶パネルの型番を確認したところで、対応しそうなフルHDの液晶パネルを調べます。

今回の場合は、↓これが対応しました。

サイズはほぼ同じですが、下の基板が付いている凸の部分の幅がフルHDの方が長くなっています。 今回のdynabook S73/DPシリーズは恐らく天板はシリーズ共通の物が使用されているので、フルHDパネルで幅が長くなっても対応出来ます。全部見てるわけでは無いので知らんけど。

交換後

ちゃんと1920*1080で認識されまシタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

非光沢の液晶パネルに交換しましたが、表面加工の違いだけなので光沢有りの液晶パネルでも同様に交換は可能です。

作業時の注意点としては、

  • 面倒臭がらずにバッテリーは外しましょう。
  • 液晶パネルの型番は必ず確認しましょう。
  • 液晶パネルはネジで止まっているとは限りません。
  • 粘着テープの強度を舐めてはいけません。下手すると液晶パネルが割れます。

作業時にあると便利な安いヘラ

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