格安スマホのメリット・デメリット

先日の書いた、iPhone5sに格安simを入れてテザリングもしてみたの流れから、
格安スマホについてさらに突っ込んでみたいと思います。

私の周りでも、「データ通信量なんて月1,000円も掛かってないよ?」と答えると驚かれることが非常に多いので
誰でも毎月のスマホの料金に大小様々な不満を持っていると思います。
いくらテレビやら雑誌やらネットやらで広告・宣伝を行っていても、そもそもユーザーのITリテラシーが低いと
いつまでも、docomo・au・softbankの養分のままの様です。
残念なことにいくら私が説明しても、自分も月額料金を安く出来ると理解してもらえません。

スマホの月額料金を安く済ませる方法は、以前から申し上げている通り、
個人の使用状況によって変わってきますが、以下のような統計データもありますので、殆どの方が格安SIMに乗り換えることで、
スマホを格安に運用できるようになると思われます。
1カ月のデータ通信使用量は「1GB未満」が最多、「2GB未満」で約4割

このデータ、2014年8月に1,343人を対象に実施された調査のようですが
私の周りでデータ通信量を調べた感覚にも近く、それなりの説得力を感じます。

この調査によると、54.7%もの人が一ヶ月のデータ通信量3GB未満ということになります。
docomo・au・softbankのデータ通信の上限が毎月7GBまでですので、
半分以上のスマホユーザーが、スマホの通信料金として支払っている通信可能量の半分すら使用していないことになります。
これを4GB未満のユーザーまで含めると64%の人が含まれることになります。
これを勿体無いと言わずして、何を勿体無いと言うのか。

仮に4GB以下のデータ通信量であれば、格安SIMを契約することで、
データ通信費は毎月1,500円程度に抑えられます。
2GB以下のデータ通信量なら更に安く、900円程度に抑えられます。

もし、docomo・au・softbankで
・パケホーダイフラットとか
・LTEフラットとか
・パケットし放題フラット
などの契約をしている状態であれば、切替の検討を行ってもよいと思います。

格安スマホのメリットは、やはりこの価格の安さです。

ただし、格安スマホにはデメリットもあります。
一番注意をしたいのは、端末(スマホ本体)です。
最近販売された、docomoの端末(スマホ本体)であれば格安SIMの導入は比較的容易です。

格安スマホの通信回線の大半は、MVNO業者がdocomo通信回線を利用して、
我々ユーザーに小分け提供を行っているため、対応できる端末(スマホ本体)が
主にdocomoで販売された端末(スマホ)に偏っています。
そのため、MVNO業者が動作確認済み端末(スマホ本体)として
公表していない限り、その端末(スマホ本体)は使用できないと理解してもらったほうが良いです。

auのスマホを利用している場合は、選択肢が少ないですが、
auの端末に対応した格安SIMを提供すMVNO業者がありますのでそれを利用するのが一番手軽です。
ただし、くれぐれも導入前に手持ちのスマホ端末が動作確認されているかをチェックしてください。

softbankのスマホを使用している場合は、
SIMロックを解除すると格安SIMが使える端末(スマホ本体)もあるようですが、
まだ数が少なくなかなか難しい様子です…

そういった、格安SIM対応のスマホをお持ちで無い方は、
格安SIM対応のdocomoのスマホを別途購入するか、
SIMフリーの格安スマホを購入すれば月額料金を抑えることが出来、
キャリアの2年縛りから開放されます。
SIMフリースマホとかSIMフリー端末とか言われると、なじみが薄いかもしれませんが、
↓こんな感じでAmazonで販売されているので、誰でも普通に購入することが出来ます。
特に難しいこともありません。

興味のある方は是非一度調べてみてください。
格安スマホを少々調べるだけで、年間結構な額の節約になると思います。

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